「リニューアルしてデザインはキレイになったのに、問い合わせが減った」
「見た目はすごく良いのに、成果につながらない」
こうした声、聞いたことありませんか?
実際、私のもとにはよくこうした相談が届きます。

費用も時間もかけてホームページをリニューアルしたのに、以前より問い合わせが減ってしまった。これは決して珍しいことではありません。そして多くの場合、その原因はハッキリしています。
リニューアルで「見た目」と「設定」だけを変えて、ホームページの中身——表示速度や使いやすさ、検索エンジンからの評価といった根本的な部分を作り直していないからです。
この記事では、ホームページリニューアルでよくある失敗の原因と、本当に成果につながる正しいリニューアルの進め方を解説します。
リニューアルしたのに問い合わせが減る、よくある失敗
まず、リニューアルの失敗とはどういう状態か。
よくあるのは、次のような症状です。
- 問い合わせやお申し込みが、リニューアル前より減った
- 検索順位が下がり、アクセス数が落ちた
- デザインは新しくなったのに、成果(売上・反応)が変わらない
- 以前より使いにくくなった、と既存のお客様に言われた
「せっかくお金をかけたのに、なぜ?」と感じるこれらの症状。共通しているのは、見た目はキレイになったのに、肝心の成果につながっていないことです。
なぜ、こんなことが起きるのか。
その根本的な理由を見ていきます。
なぜリニューアルは失敗するのか|3つのタイプの制作会社
リニューアルが失敗する理由は、依頼する制作会社のタイプを3つに分けて考えると、はっきり見えてきます。
多くの失敗は、タイプ1とタイプ2の会社に依頼してしまうことで起こります。
タイプ1:見た目だけの「着せ替え」リニューアル
一番多いのがこのタイプです。
デザインを今風にキレイにするだけで、ホームページの中身は古いまま。流行りの服に着替えるだけで、中身は変えない「着せ替え」のようなリニューアルです。
- デザインは新しくなるが、表示速度は遅いまま
- スマホでの見にくさ・使いにくさも、そのまま
- 情報の整理や、問い合わせまでの導線も見直されない
- 掲載内容もそのままコピペ
- SEO評価の引き継ぎ(301リダイレクトなど)をやらない
- 検索順位も落ち、アクセスも減る
- 成果も出ない
見た目がキレイになるので、発注した側はつい満足してしまいます。でも、ユーザーの使い心地は何ひとつ変わっていません。それどころか、慣れていたレイアウトが変わり、SEO評価も引き継がれないことで、以前より成果が落ちてしまうことさえあります。
タイプ2:設定だけの「表面対策」リニューアル
そこそこ知識のある会社が陥るのが、このタイプです。
SEOの知識はあるので、「失敗を避けるためだけの設定」はきちんとやります。
- デザインは新しくする
- SEO評価の引き継ぎ(301リダイレクト)に対応する
- 問い合わせボタンなどのCVポイントを消さずに残す
- ただし、表示速度やCore Web Vitalsの改善はやらない
- スマホでの使いやすさ・アクセシビリティも手つかず
- 掲載内容の見直し・改善までは踏み込まない
- 結果、順位は下がらないが、成果が大きく伸びることもない
これらの設定は確かに重要で、やらなければ順位急落を招きます。タイプ1よりは、はるかにマシです。しかし落とし穴があります。これらは全部、「マイナスを避けるための設定」でしかないのです。
守りの対策はしても、ホームページそのものの性能は上げていない。表示速度が遅い、使いにくいといったユーザーの根本的なストレスは、手つかずのまま残ります。
だから成果は「下がらない」止まりで、「伸びる」まではいきません。
タイプ3:中身から作り直す「本質的」リニューアル
流楽が行うのは、このタイプです。見た目(タイプ1)も、設定(タイプ2)も当然やった上で、その先——ホームページの根本的な性能(スペック)そのものを作り直します。
- デザインを新しくする(見た目)
- SEO評価の引き継ぎ(301リダイレクト)に対応する(設定)
- CVポイント・導線を維持し、さらに最適化する
- 表示速度を高速化する(画像最適化・次世代画像WebP対応)
- Core Web Vitals(Googleが重視するサイト品質の指標)を改善する
- ウェブアクセシビリティに対応し、誰もが使えるようにする
- 掲載内容も、ユーザーに伝わるよう作り込む
- 結果、検索評価も使い心地も上がり、問い合わせ・売上向上が期待できる
見た目も、設定も、そのすべてを含んだ上で、さらに奥にある「使い心地」と「性能」まで作り直す。
ここまでやって初めて、リニューアルは本当の成果につながります。
なぜここまでするのか。
それは、ユーザーが離脱する原因の多くが、見た目ではなく「使いにくさ」や「遅さ」という、スペックの問題だからです。
流楽の制作品質については「ホームページ制作のSEOと品質」で詳しく解説しています 。
3つのタイプを比較すると
| 項目 | タイプ1 着せ替え | タイプ2 上っ面対策 | タイプ3 流楽 |
|---|---|---|---|
| 見た目のデザイン | ◎ 新しくする | ◎ 新しくする | ◎ 新しくする |
| SEO評価の引き継ぎ(301等) | ✕ やらない | ◎ 対応する | ◎ 対応する |
| CVポイント・導線の維持 | ✕ 消える | ◎ 維持する | ◎ 最適化する |
| 表示速度・Core Web Vitals | ✕ やらない | ✕ やらない | ◎ 改善する |
| 使いやすさ・アクセシビリティ | ✕ やらない | ✕ やらない | ◎ 作り込む |
| 成果(問い合わせ・売上) | ✕ 下がる | △ 現状維持 | ◎ 伸びる |
リニューアル失敗の具体的な原因
ここまで見てきた「見た目や設定だけでは解決しない根本の問題」。
具体的にどんなものがあるのか、リニューアルで特に見落とされやすい原因を紹介します。
これらは、実際にホームページを診断すると、驚くほど多くのサイトに潜んでいます。
原因1:表示速度が遅い
最も多く、最も影響が大きいのが表示速度です。
スマートフォンでサイトを開いたとき、表示に3秒以上かかると、約半数のユーザーが離脱すると言われています。5秒を超えれば、ほとんどの人が諦めます。
デザインにこだわって、大きな画像やたくさんのアニメーション、複数のWebフォントを使うほど、表示は重くなります。見た目は華やかでも、開くのに10秒かかるようでは、そもそも見てもらえません。表示速度は、Googleの検索評価(Core Web Vitals)にも直結します。
原因2:導線がわかりにくい
次に多いのが、サイト内の導線の問題です。
ユーザーが知りたい情報にたどり着けない、問い合わせフォームがどこにあるか分からない、関連情報へのリンクがない。こうした状態だと、ユーザーは迷子になって離脱します。
例えば、サービス紹介を読んで興味を持った人が「料金を知りたい」と思っても、料金ページへのリンクがなかったり、そもそも料金の記載がなかったり。せっかく高まった興味を、その場で取りこぼしてしまいます。
原因3:問い合わせフォームが使いにくい
問い合わせフォームの使いにくさも、大きな失敗の原因です。
入力項目が多すぎる、どこが必須か分からない、エラーの表示が不親切、戻ると入力内容が消える。こうした小さなストレスの積み重ねで、問い合わせしようとしたユーザーでも「面倒だからやめておこう」となってしまいます。
実際、フォームを改善しただけで問い合わせ数が大きく増えるケースは珍しくありません。それだけ、多くのサイトのフォームに改善の余地があるということです。
原因4:コンテンツ(掲載内容)が薄い・古い
ユーザーがサイトを訪れるのは、何らかの情報を得るためです。その情報が不足していたり、分かりにくかったり、古いままだったりすると、すぐに離脱してしまいます。
特に多いのが「詳しくはお問い合わせください」ばかりで、肝心の具体的な情報がないケース。判断材料がなければ、ユーザーは比較のために競合サイトへ移ってしまいます。リニューアルで見た目だけ整えて、掲載内容を古いままコピペしてしまうと、この問題は解決しません。
これらはすべて、「見た目」を新しくしても、「設定」を整えても、解決しません。ホームページの中身そのものに向き合わなければ、直せない問題だからです。だからこそ、タイプ1・タイプ2のリニューアルでは、成果が変わらないのです。
成果につながる正しいリニューアルの進め方
では、成果につながるリニューアルは、どう進めればいいのか。答えはシンプルです。見た目と設定だけで終わらせず、ホームページの中身そのものを作り直すことです。流楽が実際に行っている進め方を紹介します。
まず、徹底的に調査・診断する
リニューアルの前に、今のホームページのどこに問題があるのかを、徹底的に洗い出します。表示速度の測定、スマホでの使いやすさの検証、導線やコンテンツのチェック、検索エンジンからの評価の確認。
見た目はキレイなのに、実際には数十個もの問題(=ユーザーのストレス要因)が潜んでいることも珍しくありません。この「見えない問題」を可視化することが、正しいリニューアルの第一歩です。感覚ではなく、数値と根拠で現状を把握します。
見た目・設定・中身を、まとめて作り直す
問題を特定したら、デザイン、性能、使いやすさ、コンテンツの4つを、切り分けずに一体で作り直していきます。
例えば表示速度を改善するときも、ただ画像を圧縮するだけでなく、デザインの美しさとのバランスを取りながら進めます。フォームを改善するときも、使いやすさと、必要な情報を集めることの両立を考えます。
一つの改善が別の改善につながり、相乗効果が生まれる。これが、部分的な「設定」だけの対策では得られない、総合的なリニューアルの効果です。流楽ではこの取り組みを「サイトスタイリング®」と呼んでいます。
公開後も、成果を見ながら改善する
リニューアルは、公開して終わりではありません。むしろ公開してからが本番です。
アクセス解析で、ユーザーがどこで離脱しているか、どのページが読まれているかを確認し、改善を続けます。「作って終わり」にせず、成果につながるまで伴走する。これが、本当の意味でリニューアルを成功させる進め方です。
成果につながる正しいリニューアルの進め方
見た目を新しくするだけ、設定を整えるだけのリニューアルでは、かけた費用に見合う成果は得られません。ホームページの中身から作り直してこそ、問い合わせや売上につながります。
もし、リニューアルで思うような成果が出ていないなら。あるいは、これからのリニューアルで同じ失敗をしたくないなら。一度、流楽にご相談ください。見た目・設定はもちろん、表示速度や使いやすさといった「中身」まで作り込み、本当に成果の出るホームページへと作り直します。
初回のご相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。



