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暴風+巨人不出=勝利 千葉戦

去る4/30、GWの帰省がてら行ってきましたポカリスエットスタジアム。相手は昇格候補の呼び声も高いジェフユナイテッド千葉。身長2m4cm、巨人・オーロイを擁し、前節では昇格候補の双璧と見なされるFC東京をオーロイ選手の2得点1アシストで3-0で勝利と、波に乗っています。一方、前節”被災チーム”水戸に”空気を読んで”ロスタイム逆転弾を許した我らが徳島ヴォルティス。
実力的にも、チーム状態的にも苦戦が予想されたこの試合。結果はなんと1-0勝利。なんともびっくりなオーロイ選手の欠場と、強風を通り越して暴風の域に達した風に助けられた金星でした。

半旗
スタジアムには半旗が掲げられた


海岸から約1km、周囲に高い建物などないポカリスエットスタジアムは、風の強いスタジアムと知られていますが、この日の強風は図抜けていました。
快晴のはずなのに空は白っぽく、近くの山がかすんで見えるのはスタジアム周辺の鳴門金時(鳴門特産のサツマイモ。砂地で栽培される)畑の砂が舞い上がったためで、試合終了後、前日に洗車したばかりの愛車が砂をかぶって白っぽくなっているのを見てうんざりさせられました。
風速10mのこの試合、ホーム側のセットプレーやゴールキックでは(風はアウエー/バックスタンドからホーム/メインスタンド方向へ吹いていて、アウエー側はスタンドが風をさえぎるのでまだましだった)ほとんど毎回ボールが転がりだす。ゴールキックが風で戻ってくるし、バックスタンド側からのロングスローがキーパーの頭の上を越えてメインスタンド側のゴールラインに達したのはなんの冗談かと。

強風
鯉のぼりも全力遊泳。山がかすんでいるのは砂が巻き上げられているため

東日本大震災後最初のホームゲームとなったこの試合、センターサークルに並んだ選手達と共に、黙祷をささげてから始まりました。黙祷終了後、ふと気付いた。千葉のイレブンの中にオーロイ選手がいない。あれれ。スターティングメンバー紹介で名前コールされてたやん??リザーブメンバーにもいない!?何故。
後から判ったのだが、オーロイ選手はウォーミングアップ中に古傷を悪化させて急遽メンバーから外れたとのこと。なんともはやびっくりしました。

黙祷
試合開始前の黙祷

前半、千葉が風下側を選んだらしく、風上に立っていつもとは逆にホーム側に攻める徳島。
強風下のセオリーとしては、風下に攻める時はミドル。風上に攻める時はディフェンスラインの裏を狙って、ロングボールを風で止める。というのが一般的。
そのへんが良く判っている千葉はディフェンスラインを高く保ってきました。ディフェンスラインの裏を狙うとゴールラインまで風に流され、佐藤選手のポストを狙ったボールもたびたびディフェンスラインの裏まで飛んでいってました。

佐藤選手は、ほとんど何もさせてもらえなかった前節やTMのC大阪戦とは違い、ポストの勝率自体は悪くはありませんでしたが、いかんせんシュートに持って行けない。相手クリアミスからGKと1対1になったシーンがこの試合唯一の決定機でしたが、これはGKのファインセーブに止められました。
もうちょっとミドルを打って欲しかったな。特に島田選手の右サイドから。
全体としては風上に立った徳島がやや押している感じではありましたが、これほどの強風下で風上に立った側ならばもっと優位に進められたはず。「前半うちにリード出来ないとやばいって」という思いも届かず前半は0-0で終了。

後半、風下に立った徳島は予想通り、千葉に押されっぱなしになりました。ミドルに直接フリーキック、セットプレー、風に流されたクロスがゴールを脅かすなんて場面もたびたびで、特にマーク ミリガン選手のロングスローが怖い怖い。
そんな中の63分、衛藤選手が相手DFにプレスをかけて、こぼれたボールを柿谷選手が拾い、DFを2人うまくかわしたっ・・・と、思った瞬間にぱたり。これがPKの判定。
後でVTRを見てみると柿谷選手の後ろ足に相手DFの足がかすめて、バランスを崩して倒れたという感じか。しかし、かすめてから倒れるまで一泊あったので、下手すりゃダイビングを取られかねない微妙な判定ではありました。
このPKを島田選手がきっちりと決め、徳島が先制。やっぱり島田選手のPKは安心して見てられるわぁ。

徳島はここから千葉のさらなる圧力にさらされます。
後半ゴールキックがセンターラインを越えて行かなくなり、守るに難しくなった徳島ですが、この強風に逆に千葉も攻めにくくなったのは間違いありません。オーロイ選手を欠いて、長身選手をそろえた徳島DFラインに空中戦で遅れをとり、そもそもクロスが狙い通りに飛んでいかないのでは。
徳島DF陣のがんばりも特筆に値します。攻撃陣を含め、しつこくボールを追い回し、スペースを埋め、体を投げ出してシュートをブロック。強風によりゴールキックのボールが動き出すのにはずいぶん時間稼ぎをさせていただきました。このまま、千葉を完封してタイムアップ。
徳島の粘り強いディフェンスが、運をたぐり寄せての勝利でした。

もちろん、手放しで喜べる内容ではありませんでした。シュート本数5-14はいくら何でも少なすぎですし、オ・スンフン選手はもうちょっとゴールキックを何とかして欲しい。バックスピンがかかりすぎてフケ上がるのはキックがボールの芯を捉えていない証拠。相手GKがやってたように、逆風下では低いボールが有効なのに、高く上がりすぎたためにたびたびボールが戻ってきていた。
また、リードしていたということもあるんでしょうが、杉本選手は早い目に出して、スペースに出したボールを追いかけ回させて欲しかった。

しかし、これで千葉との対戦成績は通算2勝1分け。これが相性という物なんでしょうか。「ふはははは、徳島に負け越したままJ1に復帰したまえ」って、尊大なんだか卑屈なんだかわからない台詞が頭に浮かんでみたり。
相性というと次節は、大分戦。去年4位の千葉に勝ち越しているのに、去年15位だった大分には2連敗中と、こちらは真逆の結果。
そもそも、たった2、3試合しか戦っていないのに、相性というのもおかしな話ですが、選手が苦手意識を持ってしまうと言うのは現実にある話だそうです。苦手意識を固着させないためにも、次節はすかっと勝って欲しいところですね。

勝利のフランダース
恒例・勝利のフランダース本日の音頭取りは柿谷選手

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