IE9のベータ版が公開されました。
スペックは上々のようです。
ずっと以前に公開された開発初期段階のIE9と比べてかなり良くなってるみたいです。
HTML5とCSS3
まず、HTML5とCSS3がサポートされている。
これはこれからのブラウザとしては必須かと思います。特に「おおっ!」ということもない。少し恐さを感じるのは、新バージョンごとに出てくる独特のバグ(?)なのか仕様なのかという変なところがあること。
Javascript
次に、Javascriptのエンジン
これは、かあり性能があがっているとの前評判です。
「Chakra」と呼ばれる新しいJavaScriptエンジンだ。また、ハードウェアアクセラレーションを使って、グラフィックスとテキストのレンダリングをCPUではなくGPUで行うことで高速化を図っている。(IE9の公開β版リリース HTML5をサポート – ITmedia News)
どれぐらい早いんでしょうか。
こればかりは、ベータ版をインストールして比べてみるしかない。
某サイトのJavascriptの処理速度比較の記事によれば、
Google Chrome
IE9ベータ
Firefox4.0ベータ
の順で処理速度が速いようだ。
なかなかの早さではないですか!
今までのIEと比べ、かなりいけてる〜!
Acid3
それから、Acid3での比較
これは、今まで痛すぎる結果でしたね。
開発初期段階では、32点
といった残念な結果でしたが、ベータ版ではぐ〜っとアップして95点だそうです!
他のブラウザとの比較は以下の通り。
Google Chrome 100点
Firefox4.0ベータ 97点
まあまあ、他のブラウザと競るほどの数値をたたき出しているのは凄いっすね。
ただ気になるのは、開発者のブログでのコメント。
「Acid3で100点を取ることが最終的な目的でない….」んだそうです。
えっ!
そうなの….
う〜ん、まあそうですけど、ウェブ標準を二の次に考えている今までと変らない感じがする発言ですな。
ちょっと恐し。
でも、今までのIEと比べてはかなり期待できると思ってます。使えるブラウザって意味と制作で手間が減るってことで…
他にも、いろいろ機能が追加されてるんで、ググって調べましょう!